AN-N-034
非抑制形イオンクロマトグラフィーによる塩酸分解石膏中硫酸イオン測定
概要
この技術資料では、非抑制形の陰イオンクロマトグラフィーと直接電導度検出を用いて、塩酸分解した石膏中の硫酸イオンを定量する分析手法を解説します。具体的には、石膏を塩酸で分解した消化液を1000倍に希釈するだけの簡便な前処理を紹介します。さらに、SUPER-SEP Anionカラムとフタル酸/アセトニトリル溶離液(pH 4.2)を用いて、消化液中に共存する塩化物イオンと明確に分離しながら、硫酸イオンを2690 mg/Lと高精度に定量できた分離条件についても紹介します。