【コラム】Inline Ultrafiltrationのろ過膜はいつ交換すべきですか?
2019/12/13
記事
インラインサンプル前処理は、イオンクロマトグラフィー分析をより効率化するための強力なツールです。Inline Ultrafiltrationは、多くのサンプルに適用できる簡便なアドオンです。地表水、地下水、廃水など、粒子を含むあらゆる種類のサンプルにご使用いただけます。
メトローム製Inline Ultrafiltration
イオンクロマトグラフィーは、実験室での時間とコストを節約するため、さまざまな分野でInline Ultrafiltrationを装備して使用されています:
- 水
- 環境
- 製薬
- 食品/飲料
- 化学
この組み合わせにより、ろ過効果とサンプルスループットが向上します。シリンジフィルターなどの消耗品は不要となり、実験室でのサンプル前処理の作業負荷も大幅に軽減されます。
最適な頻度はどれくらいですか?
お客様からよく、限外ろ過セルの膜をどれくらいの頻度で交換すべきかという質問を受けます。膜フィルターあたりの注入回数に厳密な上限はありません。この回数は、サンプルの汚染度合いに大きく依存します。
最適なタイミングは、当社のインテリジェントソフトウェアを用いれば容易に判断することができます。MagIC Netは、一定数のサンプルの後にチェック用標準物質の測定を自動的に組み込むことを可能にします。膜フィルターが目詰まりし始めると、チェック用標準物質のデータは許容値から逸脱します。MagIC Netはこの値を自動的に評価し、システムの確認と膜の交換の時期であることを知らせる警告メッセージが表示されます。
この機能は、あらゆるMagIC Netの方法に追加することができます。希望する結果に応じて監視期間を設定してください。
限界値を超えた場合は必ず、ソフトウェア上に警告メッセージが表示されます。データファイルはデータベース内で赤色にハイライト表示され、該当する結果も同様に赤色で表示されます。
お使いのニーズに応じた究極の柔軟性
チェック用標準物質の監視は、複数の分析方法にとって有用です。本例では、これをInline Ultrafiltrationの性能を自動的に管理するためにどのように使用できるかについて説明しました。もちろん、MagIC Netソフトウェアには、フィードバックを伴う柔軟な方法に対応する、他にも多くのオプションがあります。詳しく知りたい方は、メトローム担当者までお問い合わせください。